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自律神経のバランス異常も早漏の大きな原因

セックスの時には、まず最初に副交感神経が優位に立ってペニスの勃起を促します。つまり、セックスには副交感神経の働きが最初に強くならなくてはいけないのです。そして、前戯から挿入、相互に充分な一体感を満喫し、パートナーの満足感を得ると共に射精というプロセスになります。この時に、副交感神経の支配から、交感神経の支配へとスイッチが切り替わって射精を実行するのです。

しかし、このスイッチが思ったよりも早く切り替わってしまって、交感神経が優位になって支配権を譲り受け、瞬時に射精命令が出てしまったらどうなるでしょうか。この現象が早漏なのですが、いったいどうしてこんな現象が起こってしまうと思いますか。その多くの原因には、様々なストレスが考えられるのです。セックスは一般的には夜の営みと考えられます。もちろん例外もありますが、ここでは通常のセオリーで考えていきましょう。

私達の身体は、日中には活動の神経である交感神経が優位に立っていますが、夜になると通常はリラックスの神経である副交感神経が優位に立ってきます。ところが、仕事や様々なストレス、心労などにより、昼間の活動神経である交換神経が、夜になっても引きずられてしまって働き続けていることがあります。そうすると、いざ副交感神経が働き出しても交感神経も同時に働いている状態となります。

そうなると、副交感神経の指令で勃起はしても、交感神経の指令ですぐに射精してしまう、という現象が起こってしまうのです。勃起は副交感神経の勃起神経、射精は交感神経の射精神経と、それぞれの神経がバランスよく相互に作用していればいいのですが、ストレスや心労などでそうした自律神経のバランスが崩れてしまうと、本来の機能がうまく働かなくなって、早漏という現象の原因になってしまうのです。

なぜAV男優には早漏がいないのか?不思議に感じたことはありませんか。

心因性の早漏

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