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早漏の原因となる肉体的な仕組み

勃起から射精に至るまでのメカニズムについてはおおよそ理解することができたと思いますが、早漏の場合にはその一連の流れがうまく機能していないことが多いのです。つまり、早漏の場合にはペニスの勃起が完全でないことが多く、もしくは完全に勃起していたとしても、ペニスからの刺激が射精中枢に充分に蓄積されないままに精嚢が収縮が起こり発射してしまうのです。こうした早漏の現象は、脳にある視床下部からの刺激が過剰なまでに強く、勃起中枢の興奮が射精中枢に伝わってしまうために起こりやすいのです。

わかり易くいいますと、主に「亀頭部分」や俗に言う「裏筋」にあたる部分への刺激に対して過敏に反応する事で、脳に「射精をしなさい」という間違った命令を出してしまうのです。特に、これは完全な勃起がなされていない時におこりやすいようです。心理的な原因ももちろん関与していますが、こうした場合の多くはセックス経験の乏しさが大きな原因となることが多く、過敏性早漏の状態で特に若い男性にはよくみられることです。

こうした現象は、セックスの経験を積んでいくことで射精のコントロールを心身両面で体感し身につけていくことができます。また、若い男性でなくても、セックス経験やセックスの頻度が乏しい場合や、新しい相手とのセックスで強い刺激がある場合、仮性包茎の場合などにも同様に過敏性早漏となることがあります。また、セックスの経験も豊かな中年世代以降の場合には、射精機能をコントロールする筋肉の衰えからくる衰弱性早漏が主な肉体的な原因となります。

なぜAV男優には早漏がいないのか?不思議に感じたことはありませんか。

早漏の原因とメカニズム

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